実施している各検査内容について


 当クリニックの検査室では、患者様にリラックスして検査を受けていただけるように、最善の配慮をしております。
 お気軽にお越しいただき安心してお帰りいただけるよう、検査部一同頑張っております!

 検査内容は以下の通りです。


重心動揺検査
めまいや平衡機能の異常を調べます。
(例:メニエール病、脳梗塞、脳出血などの脳血管障害、高血圧や低血圧などの血圧異常、心因性めまい、自律神経失調症など)


心電図
心臓の電気的な動き方を見ます。
(例:不整脈や心筋梗塞などの心臓の異常が無いかを調べます。)

ホルター心電図
24時間の心電図を記録して心臓の異常を見ることができます。
(例:動悸、息切れ、めまい、胸痛などの原因となる不整脈を見つけます。)
当クリニックでは、小型軽量な機器を使用し患者様へのご負担を最小限に抑えて行っております。
*大きさを比較するためにボールペンを置いています。

CAVI、ABI検査
血管年齢と言われたりする血管の硬さ(動脈硬化)の検査です。
血管の弾力が失われ硬くなったり、血管壁にコレステロールなどが溜まり、血管の内壁が狭くなってが狭くなって血液の流れが悪くなった状態かどうかを調べます。
自覚症状が現れにくいもので心筋梗塞や脳梗塞の要因となる可能性があります。
(危険因子としては、高血圧、糖尿病、高脂血症、ストレス、喫煙、肥満など)


超音波検査(Xario:キャノン:旧東芝メディカルシステムズ製)
エコー検査とも言われたりします。
超音波の反射を利用して、体の内部の様子を観察する検査です。
特徴は、放射線を使わないため安全かつ簡便であるところです。
当クリニックでは、動脈硬化の指標となる頸動脈の血管の検査や、甲状腺やお腹、心臓のエコーを行っております。
当院では、通常行われる頚動脈エコー検査のために、超音波検出器にPST25BT(プローブの種類で、よく見える高級なプローブです。)を採用しています。
これにより従来よりも血管内血流情報(血液の流れの情報。速さや圧力など)の精度上昇を図っています。
さらに、頸部甲状腺を検索するのに有用なtorapezoid(トラペゾイド:ソフトの名称)も導入しており、専門情報の充実化を図っています。腹部や心臓の検査を行うにあたっても必要十分な性能をもっております。


脳波検査
頭に電極を付け脳の微弱な電気信号を計測し、脳内の変化を観察する検査です。
てんかん、脳浮腫や循環障害などによる全般性脳機能障害などが見つけることができます。

簡易睡眠時無呼吸検査
睡眠時無呼吸症候群の終夜睡眠ポリグラフィー検査を始めました。

当クリニックでは睡眠時の呼吸の状態、血液中の酸素濃度をご自宅で測定していただき、無呼吸、低呼吸の有無をお調べいたします。

機器の取り付けは簡易な物で取り付け方は当クリニックスタッフにより説明をいたします。
入院の必要はありません。

睡眠時無呼吸症候群とは文字どおり眠っている間に呼吸が停止する病気です。
息が止まる?死んでしまうのではないか?と考える方もいらっしゃると思われますが、実はこの無呼吸自体で死んでしまうことはありません。
無呼吸状態が続く事により体に負荷がかかり、生活習慣病や、昼間の眠気による事故の心配が考えられます。有病率は人口の約4%と言われており、日本には約200万人がいると言われております。

症状としましては、(いびき、日中の眠気、起床時に頭が痛い、熟睡感がない、夜何回もトイレに起きる等)があります。
睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)英語の頭文字をとりSASとも言われます。



骨密度検査
骨塩定量検査ともいわれ骨粗鬆症の検査です。
当クリニックでは放射線は使用せず、かかとの骨を使った超音波法を採用しております。
体に安全で、検査自体は数分で終わり、結果を即時に出すことができるのが特徴です。
簡単な検査ですのでご来院の際にお気軽にスタッフにお問い合わせください。